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投球障害肩(リトルリーガーズショルダー)とは

野球少年・少女に多いスポーツ障害

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投球障害肩

骨には骨端線(成長線)があり、成長期の頃には力学的に脆弱な部分になります。 投球動作の繰り返しによりストレスが蓄積することで投球時に痛みを訴えるため投球障害肩と呼ばれます。 整形外科を受診しレントゲン撮影を行うと---部分(ここが骨端線)の拡大像を認めます。

骨端線の拡大の状態により

Ⅰ型:骨端線の部分的な拡大

Ⅱ型:骨端線全域の拡大

Ⅲ型:すべりを伴うもの

と分類されます。

リトルリーガーズショルダーが今後の活動・生活に深刻な問題をきたす事はないが、練習量や投球数を見直し、ここに応じた対応が必要になってきます。

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症状

  • # 01

    痛み

    症状として野球プレー中の投球時に痛みを自覚します。

    投球以外では痛みを自覚することはほとんどないです。


  • # 02

    圧痛

    肩の外側から後方の骨端線に圧痛を認めるケースが多くあります。


  • # 03

    外観

    外観上肩の部分に明らかな腫れなどはみられません。

    見た目としては、左右の肩甲骨が非対称となることがあります。


復帰までの流れ

野球へ復帰していくために行うべき安静

まずは投球を禁止し、骨端線へ加わるストレスを減らします。

バッティングは禁止しなくても良いいですが、重症例では2~3週間のバッティング禁止期間を設けることもあります。

圧痛が消えたとこを確認後、徐々に投球を開始していきます。

シャドーピッチングやネットスローから開始していき、最初の1カ月程は10~15mで70%程度でのキャッチボールを継続していきましょう。その後塁間・塁間対角線での投球を行っていき、野球へ復帰していきます。

1995年に日本臨床スポーツ医学会で「青少年の野球障害に対する提言」で、

全力投球数について小学生は1週間で200球以内、中学生は350球以内と提唱されました。


野球を続けるために守るべき投球数


練習 全力投球数



1日 1週
小学生 週3日 2時間以内 50球 200球
中学生 週1日以上の休養 70球 350球
高校生 週1日以上の休養 100球 500球

投球フォームの修正は本当に必要?

野球を行っていく中で、どこかに痛みを自覚した時に考えていかなくてはいけない【フォーム修正】

手投げや肘下がりなど不良な投球動作がみられ、それらが症状・故障に繋がっているのであればフォームの修正は必要になってきます。

しかし、投球という動きは肩関節の運動のみで完成しているのではなく、下肢(足)から体幹・肩甲帯・肩・肘・手首・指へと連なった運動によりボールを加速させています。 そのため、下肢に問題があることで肩に痛みが出現していることも少なくはありません。

股関節の可動域、股関節周囲筋の機能不全、バランス機能などの改善をしていく事も野球を継続していく中では重要となってきます。

投球禁止期間にこういった部分の改善を行っていき野球へ復帰した時に100%以上のプレーをしていきましょう。

股関節周囲筋ストレッチ

野球を100%でプレーするために

  • 足の付け根から動かすよう意識しましょう。

    つま先を内側・外側に動かすよう股関節を捻じる動きを繰り返します。

    上半身は正面を向けたままあまり動かないようにしましょう。

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  • 太ももの内側に伸びた感覚を感じながら20~30秒程ジワーっと伸ばします。

    反動はつけず行いましょう。

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  • 股関節の前側を伸ばしていきます。

    壁に向かって片膝立ちをし、おへそを前へ滑らすよう伸ばしていきます。

    腰を大きく反る動きは腰を痛めることになるため、腰の反りが出ない範囲で股関節の前側を伸ばしていきましょう。

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  • 四つ這いでつま先を外に向けた姿勢が開始姿勢です。

    開始姿勢からお尻を後ろに移動させていきます。

    【注意点】

     ・腰を反らない

     ・背中を丸めない

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  • 壁を使って股関節を動かしていきます。

    なるべくお尻も壁に近づけて足を壁に滑らせます。

    股関節ストレッチ1

バランス機能向上トレーニング

出来る人が少ない指の運動

スポーツ障害にも強いD.func.

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代表 松尾 大志

野球復帰だけでなく再発防止も

理学療法士として整形外科病院・クリニックでの勤務経験あり。

クリニック勤務ではスポーツ復帰を目指すアスレティックリハビリテーションも行ってきました。

野球はもちろん、多くのスポーツを行う学生の痛みの改善、再発しないための身体機能改善のため全身から問題点をみつけアプローチしていきます。

理学療法士の免許とNASM-PESの資格を活かし、県2位の実績を持つ女子バスケットボール部のチームトレーナーとしても活動しトレーニングの提供しています。

一人ひとりに必要なアプローチを行い、ケガをする前よりも強くを目標に一緒に機能改善していきませんか?

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