小さな子供がいて抱きかかえる機会が多い方や、仕事で重量物を持つことが多い方には共通した身体の変化・歪み・ズレが生じています。その身体の歪みやズレによりどういった症状が出現してしまうのか、セルフケアとしてどういったことをしてあげると良いのかを動画にてご紹介していきます。

  1. 子供を抱きかかえる事で起きやすい身体の変化と歪み

    1. 肩甲骨が歪んでいる?

      肩甲骨の歪み

      仕事で重量物を持たなくてはいけない方や小さな子供がいて抱きかかえる事をする方には共通して肩甲骨がズレている事がみられることが多くあります。それが【肩甲骨下制】と言う肩甲骨の歪みです。肩甲骨が正しい位置からズレてしまう事で肩こりを自覚するようになることがあります。このことについて「肩こりと姿勢~正しい姿勢をマニアックに説明~」でお話しています。肩甲骨は肋骨の上に浮いた状態にある骨であるため、ズレ方は1つではありません。様々な方向にズレてしまう危険性があります。その中で重量物を扱う方や、小さな子供がいる方にみられることが多いのが肩甲骨下制という歪みです。

      肩甲骨下制とは図にあるように肩甲骨が全体的に下にズレてしまうと言うものです。肩甲骨が下にズレてしまう事で肩こりにつながる筋肉が常に引っ張られた状態になってしまうため、自覚する症状としては肩こりが出現してしまいます。また、腕を頭上へ上げる動きは肩甲骨の動きも伴うため、この歪みが四十肩・五十肩と言った肩の痛みに繋がる危険性もあります。

    2. 筋肉も変化している?

      広背筋・小胸筋・大胸筋

      肩甲骨だけではなく、筋肉にも変化がみられます。子供を抱きかかえたり、重量物を持ち上げる方々の多くは「広背筋」「大胸筋」「小胸筋」の3つの筋肉が短くなっている事が多くあります。これらの筋肉は、肩や鎖骨、肩甲骨や背骨などに付着しているため短くなっている事で様々な部位に痛みを中心とした症状が出現してしまうかもしれません。

  2. 見かけ上の肩甲骨に騙されない

    1. 肩甲骨は安静時と動作時をみる

      上肢挙上

      肩こりを自覚されている場合肩甲骨が下がってしまっている可能性がある事をお話ししました。肩甲骨は比較的触りやすい骨であるため、歪みがないかを家族の方にみてもらう事も可能ではあります。その時に注意してほしいことが座っていたり、立った状態の安静にしている時の肩甲骨だけをみて騙されてはいけないという事です。多くの場合肩甲骨が下がっている歪みは安静時にみられます。しかし、中には安静時には問題が無くても、腕を動かしたときに肩甲骨が上がってこないということもあります。安静にしている時に肩甲骨に左右差が無いからと言ってこの問題が無いという訳ではありません。ご注意を。

    2. 腕を上げる時肩甲骨も動く

      腕を上げきるためには肩甲骨の動きが重要です。肩甲骨が正しい位置にない、正しく動いていないとなると肩関節の痛みに繋がります。今は肩こりの症状であっても、その状態を放っておくと四十肩や五十肩といった肩関節の疾患に繋がってしまう危険性があります。たかが肩こりと思わずしっかりとみてもらう事も大切かもしれません。

  3. セルフエクササイズ(動画)

    小さな子供がいる方や仕事上重いものを持たなくてはいけない方に共通してみられる肩甲骨下制という歪み。この歪みを修正するためには肩甲骨を持ち上げる働きがある筋肉をトレーニングしてあげる必要があります。最後にそのトレーニングをご紹介します。

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