「巻き肩とはこういうものである」と定義づけされているものはおそらくありません。ただ巻き肩と聞いて皆さんが想像する姿勢はほとんど同じだと思います。デスクワーカーの方やスマートフォンやタブレットの使用時間が多い方がなりやすいと言われています。肩が巻かれるという事なので画像の様に上腕骨が内側に捻じれてしまう事が巻き肩と呼ばれているでしょう。その上腕骨を内側へ捻じってしまう環境を作ってしまうのが大胸筋という筋肉です。大胸筋が硬くなってしまっていたり、伸張性が低下してしまっている場合上腕骨を引っ張ってしまう事があります。そのため巻き肩に対してはこの大胸筋に対するマッサージであったり、ストレッチを行う事が多くあります。実際、巻き肩について検索をしてみると多くのサイトでストレッチが紹介されています。
目次
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巻き肩の原因
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巻き肩とは
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本当に巻き肩?見かけ上の巻き肩に騙されないで
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巻き肩じゃないのに巻き肩にみえちゃう?
「巻き肩が気になるんです」「巻き肩が原因で肩こりになってるとは思っているんですけど」と話をしてくださる方が多くいらっしゃいます。そしてこれを読んでくださっている方の中にも同じ考えをお持ちの方がいらっしゃると思います。実際に先ほどお話ししたように大胸筋が原因で巻き肩になっている方もいらっしゃいます。しかし、巻き肩にみえても実は上腕骨は捻じれていないという方もいます。これは上腕骨ではなく、肩甲骨に問題がある場合にみられるものです。肩甲骨に問題がある場合、もちろん大胸筋をマッサージしても、ストレッチをしても改善されていく事はありません。むしろ上腕骨に対するアプローチは行うべきではありません。
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見かけ上の巻き肩になってしまうメカニズム
肩甲骨は肋骨の上に浮いていて、筋肉によって支えられている骨です。そのため、筋肉の影響や姿勢の影響により簡単に肩甲骨の位置はズレてしまいます。その肩甲骨は肋骨に沿って動いていくため、猫背の様な姿勢になると肩甲骨は、水色矢印の様に肋骨に沿うように外へ動いてしまいます。そうなると赤丸で示した上腕骨と関節を作っている部分(肩と言われて指をさす部分)も一緒に前方へ位置がズレてしまいます。肩甲骨の位置がズレてしまった事でパッと見ると巻き肩になっているように見えてしまいます。この場合、肩甲骨の位置を戻してあげることで巻き肩に見えている姿勢は改善されます。反対に肩甲骨へのアプローチがなければ姿勢の改善は見られません。
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見かけ上の巻き肩の原因
見かけ上の巻き肩で多い原因が猫背です。猫背となる事で背骨が丸まり、肩甲骨がその形に合わせて外へ位置がズレてしまう事があります。しかし、猫背と言っても人間には運動連鎖と言って全身から影響を受けるという事があります。そうなると猫背の原因をここでお話しするのは難しいため、ここでは「胸椎(背骨の胸部分)」の問題について考えていこうと思います。もう1つ、肩甲骨を固定するという事についても考えていきたいと思います。
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原因①「胸椎」
猫背=背中が丸まっているという姿勢を思い浮かべる方が多いと思います。この背中が丸まっていると言うのが胸椎に問題があるという事になっていきます。
人間の背骨はS字のカーブをつくっていて、胸椎は元々背中が丸まる方向のカーブを作っています。このカーブが強くなってしまうと背中が丸まった猫背姿勢になってしまい、肩甲骨が先ほど話したように外へとズレてしまう事になってしまいます。結果的に見かけ上の巻き肩姿勢の出来上がりです。
胸椎では胸を張った時の様に、カーブを引き伸ばすような背骨の動きが重要です。このセルフケアに関しては最後に動画で紹介しますのでそちらを参考にしてください。
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原因②「肩甲骨の固定」
そもそも肩甲骨が正しい位置に固定できるだけの筋力が無いと簡単にズレてしまいます。肩甲骨は先にもお話ししたように肋骨の上に浮いていて、筋肉の影響で簡単に引っ張られてしまいます。見かけ上の巻き肩にならないためには肩甲骨を内側へ引っ張る筋肉へのアプローチが大切です。この筋肉は機能低下を起こしやすいためセルフケアをしておくことで四十肩・五十肩の予防にも繋がります。こちらも動画で紹介していますので参考にしてください。
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巻き肩かどうかチェック
上腕骨が捻じれてしまっている巻き肩なのか、肩甲骨がズレている事での見かけ上の巻き肩なのか確認する方法を紹介します。
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立ち姿勢から判断
上腕骨が捻じれていないかどうかは立っている姿勢の肘のしわをみることである程度わかります。
手のひらを太ももの横につけた状態で立ちます。この時肘のしわが前方を向いていたら上腕骨に捻じれはないだろうと考えられ、内側を向いていたら上腕骨は捻じられ巻き肩の状態になっていると考えられます。
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見かけ上の巻き肩へのセルフケア(動画)
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