1. 肩こりをマニアックに説明

    肩こり
    1. 肩こり筋

      肩こりに関係している筋肉として広く知られているのが「僧帽筋(そうぼうきん)」と言う筋肉です。しかし、肩こり筋はこれだけではなく、「頭半棘筋(とうはんきょくきん)」「頭板状筋(とうばんじょうきん)」「肩甲挙筋(けんこうきょきん)」「菱形筋(りょうけいきん)」「棘上筋(きょくじょうきん)」という5つの筋肉も肩こり筋であると言われています。(※筋肉の名前は覚えなくて大丈夫です)

      合計6つの筋肉が肩こりに影響を与える可能性がありますが、僧帽筋と他の5つの筋肉で包まれている膜が異なります。僧帽筋が表層にあり、他の筋肉は僧帽筋よりも深い位置にあります。この違う膜に包まれていて、位置している深さが違うという事が大切で、D.func.で行う施術のポイントです。この事に関しては最後に簡単に話しています。

      ここで言いたいことは肩こりと言っても原因になり得る筋肉だけでもいくつかあり、マッサージで改善していかないのは原因の筋肉にアプローチできていないのかもしれないという事です。

  2. ぐいぐい押すマッサージは危険

    この話をしていくにはまず僧帽筋の事を知っていただく必要がありますので、まず僧帽筋について少しお話しさせていただきます。

    1. 僧帽筋について

      僧帽筋と副神経

      僧帽筋という筋肉が肩こり筋の1つであると言う話をしました。「硬いですねー」や「こってますねー」と言われる筋肉はおそらくこの僧帽筋です。

      僧帽筋は後頭部、首、背中から肩へと大きく広がっている筋肉です。そしてこの筋肉は「副神経」と言われる神経によって筋肉としての働きをすることができます。副神経ありきの僧帽筋と思っていただければと思います。

    2. なぜぐいぐい押すマッサージは危険なのか

      では本題のなぜぐいぐい押すマッサージは良くないのかです。先ほどお話しした副神経ですが比較的体表に近いところにある神経で、指圧の中で簡単に触れてしまう神経です。

      そんなところにあるのにぐいぐい、ガツガツ、マッサージをしてしまうとどうなるでしょう?

      「神経が壊れてしまいます。」

      神経が壊れてしまうとどうなるでしょう?

      「麻痺になったように筋肉は力を発揮する事が出来なくなってしまいます。」

      ぐいぐいマッサージをされて終わった後「どうですか?筋肉だいぶ柔らかくなりましたよ!」と言われるかもしれませんが、もしかしたら神経が壊れてしまい、僧帽筋に力が入らなくなってしまった結果かもしれません。

      こういったことがあるため、力任せに押してほぐしていくようなマッサージは危険だと考えています。

  3. 肩こりへのアプローチ

    マッサージがダメなら、肩こりはどのように改善させていけばいいのかをD.func.で行っている事も含めてお話していきます。

    1. マッサージがダメなわけではない

      マッサージ

      「マッサージが良くない」という事を言いたいのではありません。マッサージの指圧によるアプローチも筋肉の緊張に対するアプローチの1つです。どこにどんな組織が体にはあるのかを理解した上で施術をしていく事がとても大切です。肩こりに対する施術の場合、副神経はどこを走行しているのか、僧帽筋を含めた肩こり筋の硬さはどうかなど、マニュアル通りのアプローチではなく、「肩こり」と言っても人それぞれに原因が異なるため肩こりの原因を見つけていく事が大切です。

      首から肩にかけてのセルフマッサージは副神経の関係から注意して行う必要があります。

    2. D.func.で行っているアプローチ

      この記事の最初に肩こり筋には6つあって、これらの筋肉が僧帽筋とその他の筋肉で包まれている膜が違うという事をお話ししました。別のもので包まれているためこの間には溝の様な触ると「ここで別のものに変わる」という境界があります。しかし、肩こりを自覚されている多くの方はこの境界が不明瞭になっている事があります。D.func.ではこの境界をはっきりさせるため筋肉と筋肉の間に対してアプローチを行い、それぞれの筋肉がしっかり動くようにアプローチをしていきます。

      やっている事はマッサージとは違い「何をなっているの?」と思われる事が多いです。しかし、ほぐされていると言う感覚は無いのに施術後には肩こりの感覚に変化が出ます。肩こりに対するアプローチで力はいらないと私は考えています。

  4. 肩こりに対する施術の様子(動画)

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