マッサージでは治らない？反らすと痛い腰痛の本当の原因！|名古屋市西区の整体・治療院D.func.

背骨は１つ１つ骨が積み重なることで首から腰まで伸びる背骨が形作られています。

その背骨の上の骨と下の骨で関節を作っている部分を椎間関節と呼びます。

椎間関節の機能としては、背骨の１つ１つの動きの制動と荷重の伝達があります。

椎間関節の事で覚えておいてほしいことは【腰の部分の背骨（腰椎）は捻じるには不向き】という事です。

椎間関節の角度は部位によって違っていて、腰の部分ではほぼ垂直になっています。そのため前屈や反らすと言った前後の動きは得意ですが捻じるという動きには不向きで、捻じる動きが加わることで痛みに繋がってしまいます。

椎間関節性腰痛の定義

椎間関節の構造（骨・関節包線維・滑膜・硝子軟骨）および機能変化に起因する痛み

椎間関節には痛みを痛みとして感じとるものが豊富に存在しているため痛みを感じやすい部分です。

そして椎間関節に生じる侵害は、棘間筋・多裂筋に問題を引き起こす可能性があり、筋肉由来の腰痛と関連していると言われています。

椎間関節性腰痛の特徴

椎間関節性腰痛の特徴として痛みの出る部位の多くは腰の部分という事があります。

✓痛みは腰の部分

✓左右どちらかに痛みがある片側性

✓腰を反らすことで痛みが強くなる

✓腰痛部位を指で指せるような限局的な痛み

痛みの多くは腰に出てきますが、稀にお尻の部分に痛みが出現することがあります。（図参照）

①78.9％ ②68.4％ ③31.6％ ④21.1％

椎間関節による問題で筋肉由来の腰痛を発症する可能性がある事をお話ししました。

この腰痛マッサージで良くなるでしょうか？

椎間関節への問題によって筋肉の問題が引き起こされているため腰椎への問題を改善してあげないと根本改善は見込めません。

マッサージで一時的には良くなった間隔は得られます。

「楽になるのはマッサージが終わった後だけ」

「また同じような痛みが出る」

「やっぱり反らすと痛い」

となるようであれば筋肉の問題は椎間関節によるものかもしれません。

椎間関節性腰痛は「捻じる」という動きが苦手な腰椎にストレスがかかってしまう事で痛みが出現してしまう事が１つの問題です。

そのため「捻じる」事が得意な関節がしっかりと動くことができるという事が大切になってきます。

「捻じる」ために大切な部位は【胸椎】と【股関節】です。

最後にこの部分のセルフケアをご紹介します。