腰痛と言っても様々な原因があります。

どういった原因があるのかという事はここでは省きますが、

その腰痛がリハビリ・整体の適応なのかどうかという事はとても重要です。

腰痛の中にもレッドフラッグと呼ばれる徴候や症状があります。

ただの腰痛だと思い、最初の対応を間違えてしまう事で取り返しのつかない事にもなりかねません。

危険な腰痛について知り、今後腰痛を自覚した際に正しい治療が受けられるようにしておきましょう。

  1. レッドフラッグとは?

    腰痛レッドフラッグ

    医療の世界では【レッドフラッグ】という言葉があります。

    レッドフラッグとは「見逃してはいけない疾患を示唆する徴候や症状」であり、重大な疾患や緊急性の高い状態を示唆する警告サインの事を言います。そのため医師や専門家への紹介・受診が必要となります。


  2. 腰痛におけるレッドフラッグ

    腰痛レッドフラッグ

    腰痛にもレッドフラッグがあります。

    症状としては腰痛として出現しますが、重篤な脊椎疾患である「原発性脊椎腫瘍」「転移性脊椎腫瘍」「炎症性疾患」「化膿性脊椎炎」「骨折」が合併している可能性があります。


    重篤な脊椎疾患の合併が疑われるレッドフラッグ

    ※腰痛診療ガイドライン2019改定第2版より

    ・発症年齢が20歳未満または55歳以上

    ・時間や活動性に関係のない腰痛

    ・胸部痛

    ・癌、ステロイド治療、HIV感染の既往

    ・栄養不良

    ・体重減少

    ・広範囲に及ぶ神経症状

    ・構築性脊椎変形

    ・発熱

    こういった条件や症状と共に腰痛が出現している場合は重篤な疾患の可能性があるためすぐに病院へ受診し、精査を受けてください。


  3. 自己管理していい腰痛なのか?判断の目安

    リハビリや整体の適応となり、自己管理が可能な腰痛は痛みの出る動作に一貫性があり、痛みが落ち着く楽な姿勢があります。

    寝ている時は痛くないなど痛みが減少する姿勢があるかがポイントです。


    【反対に自己管理してはいけない症状】

    ✓転倒など外傷後の痛みで普段の生活に支障が出ている

    ✓寝ていてじっとしていても痛い、楽な姿勢がない

     ※「寝返りで痛みがある」は動きを伴っているため寝ていても痛いには含まれません

    ✓強い痛みがお尻から膝より下まである

    ✓会陰部周囲に痺れや灼熱感がある

    ✓尿が出づらいことがある

    ✓足に力が入らない、脱力感がある

    こういった症状がある場合には、骨折や重篤な疾患、神経根症状の可能性があるため早期に受診することが必要となります。

  4. 腰痛が慢性化する?イエローフラッグ

    腰痛イエローフラッグ

    レッドフラッグとは別にイエローフラッグと呼ばれるものもあります。

    これは腰痛が重篤なものかということではなく、腰痛に対する考え方によって腰痛治療が難渋したり、慢性化してしまう危険性のあるものを言います。心理社会的要因が腰痛に影響を与えると言えます。


    イエローフラッグとして挙げられるものは多岐にわたりますが例を挙げると

    ✓腰痛は有害であると言う考えから行動を制限してしまう

    ✓腰痛への恐怖心から回避行動をとってしまう

    ✓仕事の満足感がない

    ✓仕事復帰をしたらまた腰痛が再発するのではないかと思い元の生活に戻れるか不安

    ✓腰痛で受診した際に安静を指示された

    ✓腰痛に関して異なる診断や説明を受けて混乱したことがある

    ✓腰痛に対する職場の対応が悪い

    など、個人・環境の要因があります。

    こういった考えがある場合には腰痛に対する施術に加えて、認知行動療法などイエローフラッグを取り除くための治療も行っていく事が必要です。

  5. メッセージ

    D.func.施術

    レッドフラッグと呼ばれる腰痛がある事をお話ししました。

    レッドフラッグの項目をお伝えしましたが、これに当てはまるかどうかを見極め医師や専門機関に紹介をするかを判断するのは医療従事者の判断・仕事です。

    そのためにも腰痛に限らずですが身体に何か異変を感じたら早めの受診をするという事が大切です。

    この記事を読んで危険な腰痛があるという事を知っていただき、今後注意するきっかけになっていただけたら幸いです。


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