変形性膝関節症と診断を受けていない方でも実は膝が伸びきっていないという事はみられます。
写真は現役でバスケットボールを行っている17歳の女性です。膝の痛みの訴えをしたのでみてみると右足が伸びていない事が評価からみえてきました。
写真の様にうつ伏せになってベッドの端から膝を出すと伸びきっていない膝側のかかとは高い位置にあるというのが見えてきます。
年齢を重ねたから関節が曲がっていくわけではなく、このように若い年齢層でも実は伸びていないということはみられます。
自分の膝が伸びきっていないかも?と思ったことありますか?
変形性膝関節症を患って関節の変形がみられている方は曲がっている事を自覚すると思いますが、そう言った変形や診断を受けていない方にとって自分の膝が伸びきっていないなんて考えたことないのではないでしょうか。
膝の痛みや腰痛、肩こりなどの症状・痛みの原因にもなっている可能性があります。
これを読んで何かしらの症状でお悩みの方が膝に目を向けるきっかけになれば幸いです。
目次
変形性膝関節症と診断を受けていない方でも実は膝が伸びきっていないという事はみられます。
写真は現役でバスケットボールを行っている17歳の女性です。膝の痛みの訴えをしたのでみてみると右足が伸びていない事が評価からみえてきました。
写真の様にうつ伏せになってベッドの端から膝を出すと伸びきっていない膝側のかかとは高い位置にあるというのが見えてきます。
年齢を重ねたから関節が曲がっていくわけではなく、このように若い年齢層でも実は伸びていないということはみられます。
膝が伸びていないという話をしていますが、なぜ伸びきっていないといけないのでしょう。
膝関節は関節の作りの面から伸びきることで安定をする関節です。また、膝関節にとって重要な筋肉である【内側広筋】という筋肉があります。この内側広筋は膝が伸びている状況で機能を発揮しやすい事がわかっています。
これらの理由から伸びない膝関節は非常に不安定な関節になってしまいます。
膝が曲がってしまっている状態で歩くとします。曲がっている事で不安定であることはお話ししました。不安定で、膝関節にとって重要な内側広筋が働きにくい環境の中で片足で体重を支えなくてはいけない状況がやってくるのが歩行という動きになります。不安定な中で伸ばされてしまう組織や、圧縮されて潰されてしまう組織など安定しているときにはかからない組織へのストレスがかかることになります。それが膝に痛みが出る一つの原因です。
膝が伸びきらない事で膝に痛みが出現するのはイメージがしやすいと思います。
膝が伸びていないことで膝以外にも痛みが出ることがあります。人間はどこか悪い部分があると他の部位で代償をしてその動きを完成させようとします。結果的にその動きはできるのですが、代償的に動いた部位にはどうしてもストレスが蓄積していってしまいます。するとある時痛みの出現するボーダーラインを超えた時に痛みとして症状が出現してしまいます。
この代償的に動くことで痛みが出現するものに【腰痛】があります。
腰痛は腰に原因がなく、他の部位かららの影響から腰痛に繋がることは多くあります。
すごく簡単に話すと、膝が伸びない事で歩くときに腰をぐっと反らせる動きをする代償がみられることがあります。この代償を使っていると腰の部分の筋肉は疲労が溜まってしまい、筋肉が硬くなっていき、そうなる事で血流も悪くなり、痛みを感じやすくなり・・・と言ったように悪循環、負のスパイラルに陥ることになります。
この流れで出現した腰痛に対して腰のマッサージをすることで良くなると思いますか?マッサージをすることでもちろん一時的には痛みが和らぎ、軽くなったように感じると思います。しかし歩くときの代償が改善されない限り腰痛は再発してしまいます。こういった場合、膝にも目を向けて施術を進めていく事が必要となってきます。
膝が曲がっている事で全身に影響を及ぼすことがあります。 各関節の位置関係から隣接している関節へも影響が波及する事があります。 膝が曲がってしまう事で背中が丸まってしまう事に繋がることがあります。こういった場合での不良姿勢では、いくら背筋を伸ばそうとしても伸ばしづらく、背筋を伸ばすことが無理な動きになってしまうため痛みに繋がってしまうことになります。
「姿勢を正す」という動きがどこの問題によって邪魔されているのかを全身をみて、評価していく事が大事になっていきます。
変形性膝関節症で変形が強くなってしまっている場合は、徒手療法でのアプローチでの膝関節を伸ばすという事は難しいです。変形が問題ではない伸びきらない膝の場合は原因を見つけ、施術を行う事で伸びる膝に改善することは可能です。最後にD.func.で行っている膝に対する施術の様子を動画でまとめました。ご覧ください。
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