1. 股関節の構造

    股関節

    股関節は球状の関節構造をしているため、不安定な構造をした関節です。不安定な構造の関節であるからこそ大きな動きが可能となっていて、前後・左右・捻じり(回旋)の様に、様々な方向に動かす事が出来ます。

    不安定さをカバーするためには、靭帯や筋肉によって安定性を確保する必要があります。 関節には関節包という袋状の組織があります。この関節包には、「関節の安定性を高める」「動きをコントロールする」「動きを滑らかにする」という役割がります。

    股関節を安定させる筋肉はいくつかありますが、今回はその中でも関節の安定に関与している関節包とつながりがある「大腿直筋」という筋肉についてトレーニング方法も含めてお話していきます。

  2. タオルつぶしの効果

    大腿四頭筋

    変形性膝関節症など膝に痛みを抱えて病院を受診すると多くの方が「タオルつぶしをやってください」と話をされることの多いトレーニングの1つです。膝の下に丸めたタオルを置いて、そのタオルを押しつぶすように太ももに力を入れるトレーニングで、太ももにある大腿四頭筋(内側広筋・外側広筋・中間広筋・大腿直筋の4つを合わせた総称)に力を入れるものです。このタオルつぶしは膝を安定させるために行われ、4つの筋肉の中でも特に内側広筋へのアプローチを目的とされている事が多いです。

    この運動、やり方によっては股関節にも効果があります。股関節に対して効果を発揮してくれるのは4つの筋肉の中でも大腿直筋と言う筋肉。

  3. 股関節を安定させるためのタオルつぶし

    1. タオルつぶしのポイント

      やり方は最後に動画でご紹介します。ここではポイントをお伝えしていきます。

      大腿直筋には股関節付近の部分で2つに分かれて付着していきます。このうち1つが関節を安定させることに作用する関節包との連結を持ちます。この部分を収縮させることで股関節の安定性は上がります。この部分を収縮させるためには、股関節を90°に曲げて筋肉を収縮させることで効果的にその部分の収縮を促す事が出来ます。そのため、股関節の安定性に対して行う場合には壁にもたれた長座位の姿勢で行う事がポイントです。

  4. タオルつぶしのやり方(動画)

    最後に股関節の安定性を向上させるためのタオルつぶしのやり方を動画にまとめました。

    やること自体は簡単なのでポイントをおさえてやってみてください。

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