股関節は球状の形をした関節をしていて、「足に対する土台」として、「骨盤と体幹に対する基部」としての役割があります。球状の形をしているため様々な方向へ大きく動かすことが可能な関節です。
今回のテーマはしゃがんだ時の股関節の痛みのため、股関節を曲げていく方向の動き、それに伴う痛みについてお話していきます。 股関節は最大125°曲げることが構造上出来るとされています。これは膝を曲げた状態での動く範囲で、膝を伸ばした状態ではもも裏の筋肉等の影響から70~80°に制限されるとされていますが、これに関しては筋肉の柔軟性は人によって大きく異なるため人によって大きく異なってくる数字になります。
股関節を曲げていくとき、球状の部分が回転して動くことで曲げると言う動きを作り出していますが、この時回転する動きと共に後ろへ滑るという動きが起こっています。回転と滑りの動きがあることで股関節は痛みを発さず大きく曲げることができます。大きく曲がる事により、しゃがみ込む、走る、低い椅子に座るといった動きを日常生活の中でできるようになります。