1. 四十肩・五十肩の痛み

    1. 時期によって異なる痛みの種類

      肩関節周囲炎の経過

      四十肩・五十肩は病院での診断名としては「肩関節周囲炎」と言います。肩関節周囲炎は「炎症期」「拘縮期」「回復期」と呼ばれる時期をたどり改善していきます。それぞれの時期で痛みの原因は違っていて、それぞれの時期の適切なアプローチをしていく事が大切です。

    2. 「痛いけど動かす」はダメ

      四十肩・五十肩の話をする時に必ずと言っていいほど「四十肩(五十肩)を経験した人から痛くても動かさないと固まるよ」って言われたと言う事を聞きます。これ絶対にやめてください。この事について【「痛いからって動かさないと固まっちゃうよ」は本当なの?】で詳しく話をしています。同じ診断名であっても痛みの強度も含め、どのように痛めたかなど肩の状態は人それぞれで違います。痛みは良くない事が起きているから痛いんです。その中で無理をして動かす事は改善させているのではなく悪くさせている可能性が高いです。

  2. 痛みが強いときにやるべきこと

    1. 注射や薬を併用

      注射

      最初にお話しした「炎症期」と呼ばれる時期は痛みが強く、その痛みのために動かせない時期です。文字通り肩関節の周りで炎症が起こっているために痛みが強く現れます。この時期は炎症を落ち着かせ、痛みをなくすことを最優先に考えます。そのため主治医に炎症を抑える薬を処方してもらったり、直接肩に注射を打ってもらう事も回復を早める方法です。その中でリハビリを併用していく事で固まってしまう事を最小限に抑える事を行います。

    2. 寝方にも注意

      ポジショニング

      横に寝る事で痛みが強く出現する事もあります。この場合も肩へよくない負担がかかってしまっています。画像の様にタオルや枕を使って肩への負担を減らしてあげる事もやってあげる事が大切です。

  3. 痛みの無い範囲で動かす

    痛みが強いうちはお話してきたようにまずは痛みを軽減させる事を優先させますが、痛みが落ち着いてきた時には段階を追って動かしていきましょう。いきなりガツガツと動かしてしまうと再び炎症を引き起こしてしまう結果に繋がる危険性があります。痛みには常に注意を向けながら動かしていきましょう。

    最後に動画でセルフケアを載せていますが、痛みが落ち着いてきたらまずはこれから始めていきましょうと私が担当している方へお伝えする自宅で行ってもらうものです。このセルフケアが絶対ではありません。肩の状態をよく知っているのはご自身と担当セラピストです。担当セラピストと相談をしてやるべきことを決めていく事が安全です。

  4. 自宅で行う肩の負担を減らした運動(動画)

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