1. 肥満

    1. 肥満とは

      肥満体型

      肥満とは脂肪組織に脂肪が過剰に蓄積した状態で、BMI25以上である場合肥満とされます。



      【BMIの求め方】

      BMI=体重㎏÷(身長m)²

      BMIは体重を身長の2乗で割る事で求めれます。

      注意点は身長はm(メートル)に直して計算してください。

      BMI18.5~25未満が普通体型とされています。

  2. 体重増加と痛みの関係

    体重増加と痛みの関係性について2つの事をこのページではお話していきます。

    1つは体重が増える事で膝の負担が大きくなる、前に飛び出たお腹を支えるために腰への負担が大きくなり腰痛がひどくなるなどの痛み。

    もう1つが脂肪の量が増えてしまうという事での痛みがあります。

    それぞれどのように痛みに繋がってしまうのか話していきます。

  3. 体重増加と痛み

    最初に体重増加による影響についてお話していきます。この影響についてはイメージしやすいと思います。重さが増えれば支える部分の負担は大きくなるという事です。二足歩行を行う人間にとって体重が増加するという事は日常生活上でその増えた体重分足への負担は大きくなってしまいます。関節に加わる圧縮力が増えてしまうため、結果的に関節の変性や痛みに繋がり変形性膝関節症と言った体に変化が起こってしまいます。実際、変形性膝関節症で膝に痛みを抱えている人に対する治療アプローチの1つに減量という事は必ず出てきますし、体重増加と腰痛には比例関係があると報告されています。

    また、体重が増え肥満となる事で筋肉の相対的な量が減ってしまいます。そのため関節を支えるために発揮されるべきはずの筋肉も力を発揮しにくくなってしまうため、関節が不安定になりやすく痛みに繋がります。

    これが肥満であることで痛みが出やすい理由の1つです。

  4. 脂肪量の増加と痛み

    慢性腰痛

    肥満体型であるという事は身体の脂肪の量が多くなっているという事です。体内に脂肪が増えてしまう事での影響として「炎症性サイトカインが増える」という事があります。これが痛みに繋がる理由です。

    炎症性サイトカインと言うのは細菌やウイルスなどに対して攻撃をして身体を守ってくれるとても大切なものです。しかし、肥満の方はこの炎症性サイトカインが増えてしまいます。身体を守ってくれるのに増える事で何が良くないのかと言うと、名前の通り炎症を起こすと言うもので、細菌やウイルスに対する攻撃での炎症は問題が解決すれば治まっていきます。が、肥満が原因の炎症性サイトカインの増加は脂肪の増加・肥大が問題です。この問題は中々すぐに片づけることができないため体内では慢性的に炎症が続くことになります。この炎症が全身や局所へ広がる事で関節の痛みや変形に繋がってしまいます。

    これが肥満であることで痛みが出やすい理由の2つ目です。

    ※肥満であることが糖尿病や心筋梗塞などの危険が高くなる理由もこの炎症性サイトカインの増加・慢性炎症によるものです。この話はまた別の機会に「肥満の危険性」を詳しくお話していきたいと思います。

  5. まとめ

    肥満と痛みの関係性について話してきました。体重が大きい方の場合「減量」と言うのも痛みの改善には重要な事です。

    ■BMIが25を超えると肥満とされる

    ■体重が増える事で関節への負担が大きくなり痛みに繋がる

    ■脂肪量が多くなることで炎症性サイトカインが増加し痛みに繋がる

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