人間の体を構成している一つ【骨】

骨折や骨粗鬆症など骨に関する問題は誰にも起こる可能性があります。

そんな骨について栄養面からの予防なども含めてお話していきます。

高齢者に多い骨折

まず最初に骨折のリスクが多い部位についてお話しします。

成人の身体には約206個の骨があります。どの骨にも骨折するリスクはありますが、その中でも高齢者に多い骨折が4つあります。

  • # 01

    脊椎圧迫骨折

    これは背骨を構成している骨の骨折で「いつの間にか骨折」とも言われることがあります。

    尻もちをついた時などに骨が潰れるように骨折するものですが、「いつの間にか」と言われるようにレントゲンを撮ってみたら以前圧迫骨折をしていた跡が残っているなんてこともある骨折です。

    圧迫骨折に関しては【こちら】で詳しくお話しています。

  • # 02

    大腿骨頸部骨折

    足の付け根の部分の骨折。立つことや歩くことで痛みが強く出てしまうため、寝たきりになってしまう問題もあります。

  • # 03

    上腕骨近位端骨折

    肩の部分の骨折。骨折の程度により手術の適応となる事があります。

    手術をせず保存療法を選択するにせよ、手術を行うにせよ、固定期間があり、その後のリハビリは積極的に行っていかなければいけません。

  • # 04

    橈骨遠位端骨折

    手首の部分の骨折。転倒時に手をつくことで親指側の骨が折れてしまいます。

    手首を固定している期間中に指を動かしておくことが重要です。


高齢者に多い骨折で紹介した骨折の多くは転倒する事で骨が折れてしまいます。転倒で折れてしまう要因として骨粗鬆症が関係している事も考えられます。骨粗鬆症は皆さんもご存じのように骨がもろくなっている状態です。骨がもろいため今までは骨折とまでならなかった力でも折れてしまいます。

表にもあるように、骨粗鬆症の危険因子として加齢や性(女性に多い)、人種など変える事の出来ない因子があります。この部分はどうしようもないので、表の「除去できる因子」の栄養の事、日照の事をお話していこうと思います。

骨に必要な栄養素

【カルシウム】

骨の材料となるのがカルシウムです。

カルシウムは骨に欠かせない栄養素であると同時に、様々な細胞にとっても不可欠なものです。そのため、カルシウムの摂取が不足した場合、骨を溶かしてカルシウムを取り出し、他の細胞へ使用します。その結果、骨や歯がもろくなる事につながります。

多く含まれる食材:豆乳・ヨーグルト・小魚


【ビタミンD・ビタミンK】

ビタミンDはカルシウムの吸収を高めます。

ビタミンKはカルシウムの骨への沈着を高めます。

カルシウムのみの摂取を心がけるのではなく、ビタミンも一緒に摂取していきましょう。

多く含まれる食材:

ビタミンD:鮭・干し椎茸・レバー

ビタミンK:納豆・チーズ


【リン】

リンを過剰摂取することで骨がもろくなってしまいます。

カップラーメンの食べ過ぎには注意しましょう。

多く含まれる食材:ハム・ベーコン・練り物・カップラーメン

日照不足について

日光を浴びる事で【ビタミンD】が生成されます。この日光によるビタミンDはレースカーテン越しでも生成されるため直接日光を浴びることに抵抗がある方はレース越しや手のひらだけを日光に当てるなどでも大丈夫です。

日光を浴びるタイミングですが朝起きた時に浴びておくことをお勧めします。日光を浴びる事でビタミンDの他に【メラトニン】が分泌されることもわかっています。メラトニンは良質な睡眠ホルモンとも言われていて、朝メラトニンを分泌することで1日の生活リズムが決まっていきます。

朝、日光を浴びてメラトニンを分泌することで夜眠るための準備を始めましょう。

普段の生活の中で骨粗鬆症を予防し、骨折のリスクを低くしておきましょう。

そして、もし骨折をしてしまった場合には受診した病院のスケジュールをしっかり確認し無理のないリハビリを行っていきましょう。骨折の治癒状態をみながらリハビリが進められていきます。頑張る事は大切ですが、無理をすることとは別です。

また、足の骨折をした場合は荷重(体重をかける)を避け続けてしまうと骨がもろくなってしまいます。今自分はどれだけの体重をかけていいのか把握し、荷重をすることで骨へ刺激を入れることもしっかり行ってください。

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